ゴールド投資【GDXとは?】特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説

ETF

セミリタイアだったりFIREを目指して、資産運用ついて勉強していると「GDX」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、GDXと言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、GDXについて特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく簡単に解説したいと思います。

GDXとは?

GDXとは、ヴァンエック社が運用する正式名称を「ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF」と言う、NYSE Arca金鉱株インデックスに連動する投資成果を目指している米国のETFです。

世界の全サイズの素材株に投資しています。北米、特にカナダ国内の企業に最大の比重を置いています。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを置いています。

GDXと同じヴァンエック社の金鉱株ETFであるGDXJは世界の中小型の素材株が組み込まれています

 

GDXの特徴

GDXの概要・構成銘柄・国別構成比率・基準価額・トータルリターン・比較・特徴について以下にまとめています。

概要

GDX
運用会社ヴァンエック
設立年2006年5月
資産総額163億ドル(約1兆7064億円)
経費率0.52%
配当利回り(税込み)0.49%
構成銘柄数53銘柄

※2020年11月2日時点

 

構成銘柄・国別構成比率

構成銘柄は全部で53銘柄あり、上位10銘柄で全体の60.2%を占めています。

特に世界の二大金採掘会社といわれているニューモントとバリック・ゴールドの2社だけで全体の23.94%になります。

ニューモントは世界最大の金鉱山を保有しており、金鉱株では唯一のS&P500構成銘柄です。パリックゴールドは、カナダを拠点にした巨大金採掘会社です。

国別構成比率では、カナダだけで全体の45.04%になります。

 

構成銘柄
GDXの上位10銘柄構成比率
ニューモント12.33%
パブリック・ゴールド11.61%
フランコ・ネバダ6.36%
アグニコ・イーグル・マインズ5.30%
ヴィートン・プレシャス・メタルズ5.05%
ニュークレスト・マイニング5.00%
カークランド・レイク・ゴールド4.28%
キンロス・ゴールド3.51%
ゴールド・フィールズ3.38%
アングロゴールド・アシャンティ3.38%

2020年11月2日時点

 

国別構成比率
国名構成比率
カナダ45.04%
アメリカ15.99%
オーストラリア14.75%
ブラジル6.93%
南アフリカ5.03%
タンザニア3.67%
中国2.30%
コートジボワール1.35%
キルギス1.14%
ペルー1.04%
エジプト1.01%
トルコ0.61%
ブルキナファソ0.61%
ロシア0.47%
その他・現金0.07%

2020年11月2日時点

 

基準価額

※上記の「GDXチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

2020年11月2日時点

 

GDXとVT(全世界)

2020年11月2日時点

 

GDXとVTI(全米)

2020年11月2日時点

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・金鉱株の値動きに連動している
・金価格の値動きよりも大きな値動きをする
・情勢が不安になると値上がりする傾向がある
・意外と値動きが激しい

GDX、金鉱株の値動きに連動する投資成果を目指している米国のETFです。

一般に金鉱株の値動きは金価格の値動きより大きいと言われています。これは、金鉱株に含まれる産金会社の業績は金価格の値上がり幅より遥かに早いペースで上昇する傾向があるからです。

2019年の香港民主化デモや2020年のコロナなど世界的に情勢が不安定になり金価格の上昇が期待できる局面では、現金物の値動きに連動しているGLDより高いリターンが期待できます。

 

GDXへ投資するメリット

GDXへ投資をすると、以下のメリットがあります。

・不況に強い
・ポートフォリオのリスク効果を高める
・GLDに比べて投機性がある

では、それぞれについて解説していきます。

不況に強い

2019年の香港民主化デモや2020年のコロナなど、金価格は世界的に情勢が不安になると値上がりする傾向があります。

金鉱株も基本的には金価格と同じような値動きをするため、GDXは不況の際に下落する株式と反対の動きをする不況に強い資産と言われています。

 

ポートフォリオのリスク分散効果を高める

株式と反対の値動きをする金価格と同じような値動きする金鉱株に連動するGDXをポートフォリオに組み込むことで、大きなリスク分散が期待できます。

金価格は不況の際に下落する株式と反対の動きをする不況に強い資産と言われています。

したがって、GDXをポートフォリオに組み込むことで不況の局面でも保有資産を守ることが期待できます。

 

GLDに比べて投機性がある

GDXとGLDの2016年~2020年の5年間の値上がり率を比較したチャートです。

赤色のGLDに比べて青色のGDXの方が上下に大きく値動きしていることがわかります。

よって、短期中期的に利益を得るような投機性のある金投資をしたい方にはGDXがおすすめであると言えます。

 

GDXへ投資するデメリット

GDXへ投資をすると、以下のデメリットがあります。

・購入や売却のタイミングが重要
・投資時期や期間によって投資成果が大きく変わる

では、それぞれについて解説していきます。

購入や売却のタイミングが重要

GDXは金価格に近い値動きをするETFということもあり、安全資産として保有を考えている方も多いと思います。

しかし、上記のチャートからも分かる通り、GDXは2016年~2020年の5年間ではGLDやVTIと比べて値動きが激しいので、購入や売却のタイミングが重要になります。

高値で購入してしまうと利益を得ることが難しくなってしまいます。

 

投資時期や期間によって投資成果が大きく変わる

上記のGLDやVTIと比較したチャートを見ると、GDXの利益が一番大きいように見えます。

しかし、投資時期を2007年~2020年の13年間では、GDXが圧倒的に低くなっています。

GDXは金価格に比べて値動きが激しい傾向があると言われていますが、いつの時期からどのくらいの期間を投資をするのかで投資成果は大きく変わるので注意が必要です。

 

まとめ

GDXについてまとめると以下のようになります。

特徴
・金鉱株の値動きに連動している
・金価格の値動きよりも大きな値動きをする
・情勢が不安になると値上がりする傾向がある
・意外と値動きが激しい

メリット
・不況に強い
・ポートフォリオのリスク効果を高める
・GLDに比べて投機性がある

デメリット
・購入や売却のタイミングが重要
・投資時期や期間によって投資成果が大きく変わる

あわせて読みたい
ゴールド投資【GLDとは?】特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく解説
ゴールド投資【GDXとは?】特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく解説

ゴールド投資【GDXJとは?】特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく解説
高配当投資で今話題!【VYM・SPYD・HDV】図や表を使って米国高配当ETFを徹底比較
ハイテクETFで今話題!【QQQ・VGT・VOX】図や表を使って米国ETFを徹底比較
インデックス投資で今話題!【VT・VTI・VOO】図や表を使って米国ETFを徹底比較
米国ETFについて
セミリタイアについて

コメント

タイトルとURLをコピーしました