高配当ETF【HDVとは?】特徴やメリット・デメリットなどわかりやすく解説

高配当ETF

セミリタイアだったりFIREを目指して、資産運用ついて勉強していると「HDV」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、HDV言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、HDVについて特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく簡単に解説したいと思います

HDVとは?

HDVとは、ブラックロック社が運用する正式名称を「iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF」と言う、米国高配当ETFです。

モーニングスター配当フォーカス指数に連動しており、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄にさらに、モーニングスターがスクリーニングしています。

そのため、財務状態が健全であり、高い配当金を支払っている企業に集中している傾向があります。

 

HDVの特徴

HDVの概要・分配金推移・構成銘柄・セクター別構成比率・基準価額・トータルリターン・特徴について以下にまとめています。

 

概要

HDV
運用会社ブラックロック
設立年2011年3月29日
資産総額58.88億ドル
(約6215億円)
経費率0.08%
配当利回り(税込み)4.13%
構成銘柄数79銘柄

※2021年2月5日時点

 

構成銘柄・セクター別構成比率

構成銘柄は全部で79銘柄あり、上位10銘柄で全体の59.43%を占めています。

構成銘柄は、財務健全性が高く、同時に持続的に市場平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い企業をモーニングスターがスクリーニングしています。

財務状態が健全であり、高い配当金を支払っている企業に集中している傾向があります。

 

構成銘柄
HDVの上位10銘柄セクター構成比率
エクソン・モービルエネルギー10.86%
AT&Tコミュニケーション8.62%
ジョンソン&ジョンソンヘルスケア7.23%
シェブロンエネルギー6.20%
ベライゾン・コミュニケーションズコミュニケーション5.91%
P&G生活必需品4.73%
ファイザーヘルスケア4.46%
シスコシステムズテクノロジー4.15%
コカ・コーラ生活必需品3.73%
メルク・アンド・カンパニーヘルスケア3.54%

2021年2月5日時点

 

セクター比率
業種構成比率
エネルギー21.70%
ヘルスケア20.23%
コミュニケーション14.53%
生活必需品13.96%
公益事業7.75%
テクノロジー7.45%
資本財・サービス6.52%
一般消費財・サービス3.37%
金融3.07%
素材1.09%

2021年2月5日時点

 

基準価額

※上記の「HDVチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

※2021年2月5日時点

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・高配当である(分配金利回り3%~4%)
・REIT(不動産投資信託)は除外されている
・投資先に財務状態が健全な企業が多く選ばれている
・ヘルスケアやエネルギーのセクターにやや偏っている
・連続増配銘柄に多く投資している
・構成銘柄を四半期に一回組み替えている

構成銘柄数は75社と分散されており、運用コスト(経費率)は0.08%と低いのが魅力です。

構成銘柄の上位15位で全体の約70%を占めており、VYMやSPYDに比べると1社あたりの構成比率に偏りがあります。

これらの会社はアメリカで有数の連続増配銘柄なので、ファンドの増配が今後も期待できます。

 

HDVへ投資するメリット

HDVへ投資をすると、以下のメリットがあります。

・配当が高い
・組み替え頻度の高さによるリスク分散
・SPYDと組み合わせるとさらにリスク分散になる
・運用コストがとにかく低い

では、それぞれについて解説していきます。

 

配当が高い

HDVに投資をするだけで、3%~4%の高い利回りの分配金を簡単にもらうことができます。

高い配当利回りがあるので、セミリタイア後の不労所得の柱にすることも考えられます。

配当利回りが3.5%で5000万円投資をしているとすると、税引後に毎年約130万円もの分配金を得ることができます。

 

組み替え頻度の高さによるリスク分散

HDVは構成銘柄を四半期に一回組み替えます。

同じく米国高配当ETFであるVYMとSPYDに比べて、組み替え頻度が最も高いです。 

これによって銘柄のリスク分散ができます。

 

SPYDと組み合わせるとさらにリスク分散になる

HDVとSPYDの構成銘柄の上位銘柄の被りが少なく、2つに投資をすることによってセクターのリスク分散をすることができます。

また、SPYDは配当金の高さが重視されていますが、HDVは財務状態の健全性にも重視しているので、SPYDの補助的存在としてのメリットもあります。

 

運用コストがとにかく安い

運用コストがとにかく安いです。

毎年0.08%の運用手数料(経費率)で運用することができます。

これは、VYMとSPYDと比べると一番高いですが、それでも破格中の破格だと言えます。

 

投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、1000万円投資しても毎年8000円しかかかりません。

国内の比較的安い投資信託でも、毎年0.09〜0.2%程度の運用手数料がかかるので、それに比べても破格であると言えます。

 

VYMについてはこちらをご覧ください♪↓↓

SPYDについてはこちらをご覧ください♪↓↓

 

HDVへ投資するデメリット

HDVへ投資をすると、以下のデメリットがあります。

・HDVだけだとやや中途半端
・確定申告が必要な場合もある
・短期的に稼ぎにくい
・投資のスキルアップになりにくい

では、それぞれについて解説していきます。

 

HDVだけだとやや中途半端

HDVは、トータルリターンはVTIとVOOに劣り配当利回りはSPYDに劣っているので、バランスは取れているのですが、やや中途半端とも言えます。

VYMやSPYDなどと組み合わせることにでリスク分散につながりおすすめです。

 

確定申告が必要な場合もある

HDVのメリットである高配当ですが、分配金にかかる税金の一部が二重課税されてしまっているので、それを返してもらうために確定申告が必要になります。

具体的には、分配金にかかる国内の税金が20.315%で、アメリカの税金が10%です。

このアメリカの税金である10%分を国から返してもらいたい場合は確定申告をして返してもらう必要があります。

 

短期的に稼ぎにくい

HDVはアメリカの景気に連動して値動きがします。

なので、短期的に価格が2倍、3倍に上がることは滅多にありません。

また、HDVなどの高配当ETFは、基本的に長期投資ですので、短期的に儲けることを目標にはしておりません。

短期的に利益を出したい方は、より短期的に投機性のある信用取引やFXをおすすめします。

SBIネオモバイル証券(FX)

 

投資のスキルアップになりにくい

HDVをはじめVYMやSPYDなどの米国高配当ETFは、手間が少なく、投資初心者でも簡単に運用することができます。

つまり裏を返せば、投資スキルがさほど必要ないので、投資スキル向上にはつながりにくいです。

投資スキルを身につけたい方はSBIネオモバイル証券などの、小額からでも個別株へ投資を行えるサービスを利用しましょう。

SBIネオモバイル証券

 

投資スキルがさほど必要なくても投資の勉強はしっかりとしましょう!

 

まとめ

HDVについてまとめると以下のようになります。

特徴
・高配当である(分配金利回り3%~4%)
・REIT(不動産投資信託)は除外されている
・投資先に財務状態が健全な企業が多く選ばれている
・ヘルスケアやエネルギーのセクターにやや偏っている
・連続増配銘柄に多く投資している
・構成銘柄を四半期に一回組み替えている

メリット
・配当が高い
・組み替え頻度の高さによるリスク分散
・SPYDと組み合わせるとさらにリスク分散になる
・運用コストがとにかく低い

デメリット
・HDVだけだとやや中途半端
・確定申告が必要な場合もある
・短期的に稼ぎにくい
・投資のスキルアップになりにくい

 

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