【S&P500とは?】NYダウとの違い・メリット・デメリットなど徹底解説

ETF

資産運用やインデックス投資、セミリタイアについて勉強した方は「S&P500」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

でも実際、S&P500って言われてもアルファベットと数字だけでよくわかりませんよね?

そこで本日は、S&P500についてNYダウ(ダウ平均)と比較しながらわかりやすく簡単に解説したいと思います。

 

S&P500とは?

S&P500とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数です。

アメリカのニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している時価総額の大きい主要500社で構成されています。

算出方法は、「時価総額加重平均型」であり、「算出時の対象500銘柄の時価総額合計額」を「基準点の時価総額合計」で割って算出されます。

1941年から1943年の平均を10として算出されており、構成銘柄は時代に合わせて定期的に入れ替えられています。

NYダウ(ダウ平均)とは?

NYダウ(ダウ平均)とは、S&P500と同じくS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出するアメリカの代表的な株価指数です。

「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」の略称であり、その名通りニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する優良銘柄30社で構成されています。

算出方法は、「株価平均型株価指数」であり、「算出時の対象30銘柄の株価合計」を「銘柄数の30」で割って算出されます。

S&P500と同じく、構成銘柄は時代に合わせて定期的に入れ替えられています。

S&P500とNYダウ(ダウ平均)の特徴比較

構成銘柄比較

S&P500の上位10銘柄業種
マイクロソフトソフトウェア・サービス
アップルテクノロジー・ハードウェア・機器
アマゾン小売
フェイスブック クラスAメディア・娯楽
バークシャー・ハサウェイ クラスB各種金融
アルファベット クラスAメディア・娯楽
アルファベット クラスCメディア・娯楽
JPモルガン・チェース銀行
ジョンソン&ジョンソン医薬品・バイオテクノロジー
・ライフサイエンス
VISAソフトウェア・サービス

※2020年2月末時点

  

NYダウの上位10銘柄業種
アップルテクノロジ・ハードウェア・機器
ボーイング資本財
ユナイテッドヘルス・グループヘルスケア機器・サービス
ゴールドマン・サックス・グループ各種金融
ホーム・デポ小売
マクドナルド消費者サービス
VISAソフトウェア・サービス
マイクロソフトソフトウェア・サービス
3M資本財
ユナイテッド・テクノロジーズ資本財

※2020年4月末時点 

 

特徴比較

S&P500は、時価総額が組入比率に大きく影響を与えているため、時価総額の大きな銘柄の値動きに大きく影響され、勢いのある企業・業種が上位を占める傾向があります。

そのため、最近では特にGAFAMで有名なGoogle(グーグル)やApple(アップル)、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)などの成長の著しいハイテク株の割合が高くなっています。

 

それに対して、NYダウ(ダウ平均)は株価の平均をもとに算出されるため、一株当たりの価格が高い銘柄の値動きに大きく影響されます。

また、銘柄数が30銘柄に絞られているので、個別銘柄の影響を受けやすいという特徴もあります。

 

主なS&P500連動の投資信託やETF

主なS&P500に連動する投資信託やETFを以下にまとめました。

 

投資信託

ファンド名信託報酬
(税込)
つみたてNISA運用会社
SBI・バンガード・
S&P500インデックス・
ファンド
0.0938%SBIアセットマネジメント
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
0.0968%三菱UFJ国際投信
つみたて米国株式
(S&P500)
0.2200%三菱UFJ国際投信
iFree S&P500 インデックス0.2475%大和アセットマネジメント

※2020年9月時点

 

ETF

商品名経費率
(運用コスト)
分配利回り運用会社
バンガード S&P 500 ETF
(VOO)
0.03 %1.71 %バンガード(米)
SPDRポートフォリオS&P500
高配当株式ETF(SPYD)
0.07 %5.98 %ステート・ストリート(米)

※2020年9月13日時点

 

S&P500へ投資するメリット

S&P500に連動する投資信託やETFに投資をすることで、以下のメリットがあります。

・投資初心者でも簡単にできる
・運用コストがとにかく低い
・投資の手間が少ない
・投資するだけでリスク分散になる
・個別株より値動きがわかりやすい

 では、それぞれについて解説していきます。

 

投資初心者でも簡単にできる

S&P500に連動する投資信託やETFに投資をすれば簡単に、低コストリスク分散長期積立投資をすることができます。

これらは投資をする上では鉄則なものなので、S&P500連動の国内の投資信託に投資するだけでこれらすべてをカバーできる点は本当に投資初心者に優しい投資だと言えます。

 

アメリカのETFに直接投資すれば毎年1~2%程度の分配金をもらえますが、アメリカの証券会社に上場しているので少し投資初心者さんには難しいかもしれないです。

 

運用コストがとにかく低い

運用コストがとにかく安いです。

アメリカの証券会社に上場しているS&P500連動のETFに直接投資すれば毎年0.03%程度の運用手数料(経費率)で運用することができます。

これは、投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、1000万円投資しても毎年3000円しかかからないことになります。

これは投資の世界において破格中の破格です。

 

国内S&P500連動の投資信託でも、毎年0.2~0.09%程度の運用手数料のものも多いので破格で簡単に資産運用ができます。

 

投資の手間が少ない

ネットの証券口座を作ったら、後は手数料の安い投資信託を選んで積立設定を行うだけで、簡単に、低コストでリスク分散、長期積立投資をすることができます。

個別銘柄や不動産だと、どこに投資するのかを選ぶために色々な銘柄や商品を調べないといけません。

 

さらに、S&P500連動の投資信託やETFは基本的に長期投資なので投機的な個別銘柄のように毎日チャートにしがみつく必要もありません。

ほったらかして運用することができます。

 

投資するだけでリスク分散になる

S&P500はニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している時価総額の大きい主要500社で構成されています。

なので、S&P500連動の投資信託やETFに投資するだけで、アメリカで力のある500社に分散して投資することができます。

分散して投資することで、業績がいい会社や業績が悪い会社のバランスが取れて安定的に安全に投資できます。

 

個別株より値動きがわかりやすい

S&P500連動の投資信託やETFはいわゆるインデックス投資であり、アメリカの景気に連動して値動きがします。

個別の会社の業績を読むよりは、アメリカ全体の景気を読む方が比較的容易です。

その会社特有の事情などの特殊要因がないので、個別株よりS&P500に連動する投資信託やETFの方が値動きがわかりやすいです。

 

S&P500へ投資するデメリット

S&P500に連動する投資信託やETFに投資をすると、以下のデメリットがあります。

・短期的に稼ぎにくい
・市場平均以上に大きく儲けられない
・投資のスキルアップになりにくい

 では、それぞれについて解説していきます。

 

短期的に稼ぎにくい

S&P500はアメリカの景気に連動して値動きがします。

なので、短期的に価格が2倍、3倍に上がることは滅多にありません。

また、S&P500連動の投資信託やETFは、基本的に長期投資ですので、短期的に儲けることを目標にはしておりません。

短期的に利益を出したい方は、より短期的に投機性のある信用取引やFXをおすすめします。

SBIネオモバイル証券(FX) 

 

市場平均以上に大きく儲けられない

何度も説明している通り、S&P500はアメリカの景気に連動して値動きがします。

なので、アメリカの市場平均以上に大きく儲けることはできません。

大きな利益を出したい方は、より短期的に投機性のある信用取引やFXをおすすめします。

 

投資のスキルアップになりにくい

メリットでも紹介した通り、S&P500連動の投資信託やETFは、手間が少なく、初心者でも簡単に運用することができます。

つまり裏を返せば、投資スキルがさほど必要ないので、投資スキル向上にはつながりにくいです。

 

投資スキルを身につけたい方はSBIネオモバイル証券などの、小額からでも個別株へ投資を行えるサービスを利用しましょう。

SBIネオモバイル証券

投資スキルがさほど必要なくても投資の勉強はしっかりとしましょう!

 

まとめ

S&P500についてまとめると以下のようになります。

概要
・アメリカの代表的な株価指数
・アメリカの時価総額の大きい主要500社で構成されている
・勢いのある企業・業種が上位を占める傾向がある

S&P500へ投資するメリット
・投資初心者でも簡単にできる
・運用コストがとにかく低い
・投資の手間が少ない
・投資するだけでリスク分散になる
・個別株より値動きがわかりやすい

S&P500へ投資するデメリット
・短期的に稼ぎにくい
・市場平均以上に大きく儲けられない
・投資のスキルアップになりにくい

 

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