ハイテク株ETF【VGTとは?】特徴やメリット・デメリットなどわかりやすく解説

ETF

セミリタイアだったりFIREを目指して、資産運用ついて勉強していると「VGT」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、VGTって言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、VGTについて特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説したいと思います。

 

VGTとは?

VGTとは、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード・米国情報技術セクターETF」と言う、情報技術セクター銘柄のみで構成された米国ETFです。

米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株を網羅する、MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」のパフォーマンスへの連動を目指します。

情報技術セクターはハードウェアやソフトウェアに関連した事業を展開する企業を集めたセクターです。

GAFAMで有名なGoogle(グーグル)やFacebook(フェイスブック)などのインターネットサービス系の企業は通信サービスセクター(VOX)に組み込まれています。

 

VGTの特徴

VGTの概要・構成銘柄・産業サブグループ比率・基準価額・トータルリターン・特徴について以下にまとめています。

概要

VGT
運用会社バンガード
設立年2004年1月26日
資産総額394.01億ドル
(約4兆945億円)
経費率0.10%
配当利回り(税込み)0.84%
構成銘柄数330銘柄

※2020年12月13日時点

 

構成銘柄・産業サブグループ比率

構成銘柄は全部で330銘柄あり、上位10銘柄で全体の59.40%を占めています。

特にアップルマイクロソフトに集中的に投資をしており、その2社だけで全体の38.31%になります。

VGTはアメリカ株式市場のうち、情報技術セクターの銘柄のみを組み入れたETFですが、下記の表からもわかる通り、アップルやインテルなどのハードウェア主体の企業からマイクロソフトやAdobeなどのソフトウェアが主力の企業、VISAやマスターカードなどの金融よりの企業など、情報技術セクターの中でも様々な種類の企業が組み込まれています。

GAFAMで有名なGoogle(グーグル)やFacebook(フェイスブック)は通信サービスセクター(VOX)に組み込まれています。

GAFAM全てに投資をしているETFはQQQです。VGTは情報技術セクターの銘柄のみを組み入れたETFですので、アマゾンやグーグル、フェイスブックは入っていません。

 

構成銘柄
VGTの上位10銘柄産業サブグループ構成比率
アップルテクノロジー ハードウェア・コンピュータ記憶装置・周辺機器21.61%
マイクロソフトシステムソフトウェア16.70%
NVIDIA半導体3.53%
VISA情報処理・外注サービス3.28%
マスターカード情報処理・外注サービス2.95%
Adobeアプリケーションソフトウェア2.58%
セールスフォース・ドットコムアプリケーションソフトウェア2.47%
PayPalホールディングス情報処理・外注サービス2.39%
Intel半導体2.15%
シスコシステムズ通信機器1.74%

2020年12月13日時点

 

産業サブグループ比率
産業サブグループ構成比率
テクノロジー ハードウェア・コンピュータ記憶装置・周辺機器22.7%
システム・ソフトウェア20.6%
半導体15.5%
アプリケーション・ソフトウェア14.0%
情報処理・外注サービス13.5%
情報技術コンサルティング・その他のサービス4.1%
通信機器2.7%
半導体装置2.4%
インターネットサービス・インフラストラクチャ1.5%
電子装置・機器1.0%
電子部品0.9%
電子製品製造サービス0.7%
テクノロジー ディストリビュータ0.4%

2020年10月31日時点

 

基準価額

※上記の「VGTチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

2020年12月13日時点

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・トータルリターンが高い
・情報技術セクターのみで構成されている
・上位10銘柄で全体の59.40%を占めている
・コンピュータ機器や通信機器、業務用アプリなどビジネス向けのIT企業が多い

VGTは情報技術セクターで構成されている米国ETFです。

構成銘柄は330銘柄もありますが、上位10銘柄で全体の59.40%、上位2銘柄のアップルマイクロソフト2社だけで全体の38.31%になります。

また、マイクロソフトやVISA、Intelなどの、参入障壁が高く一度市場を制してしまえば安定的に長く大きな利益を生み出すことができる企業が多い印象があります。

 

VGTへ投資するメリット

VGTへ投資をすると、以下のメリットがあります。

・トータルリターンが高い
・将来的に成長が見込まれるセクターである
・長く安定的に利益を生み出せる企業が多い
・投資するだけでリスク分散になる

では、それぞれについて解説していきます。

トータルリターンが高い

2010年からの10年間でトータルリターンは5倍以上になります。

S&P500に連動しているVOOや通信サービスセクターのVOX、ハイテク株のQQQと比べても最高クラスの数値です。

キャピタルゲインを狙うのであれば、最適な投資対象のうちの一つであると言えます。

 

将来的に成長が見込まれるセクターである

Society 5.0やコロナによるテレワーク推進などでも示されているように、世界はよりIT化に向けて注力をしています。

このようなIoTやテレワークの普及には情報技術セクターが欠かせません。多くの人がITによってより便利な生活を送るためにはその土台が必要であり、その土台が情報技術セクターです。

したがって、情報技術セクターは今後も将来的に成長が見込まれるセクターであると言えます。

 

長く安定的に利益を生み出せる企業が多い

VGTはマイクロソフトやインテル、VISAなど世界的に市場で圧倒的なシェアを獲得している企業が多いです。

また、それらの企業はBtoBでの利益率が高く参入障壁も高いので安定して利益を生み出すことができます。なので、ハイテク株の中では比較的、安心して投資をすることができます。

 

投資するだけでリスク分散になる

VGTは情報技術セクターに集中的に投資をしているETFですが、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している330社で構成されています。

したがって、VGTに投資するだけで、情報技術セクターの330社に分散して投資することができます。

分散して投資することで、業績がいい会社や業績が悪い会社のバランスが取れて安定的に安全に投資できます。ポートフォリオにVGTを入れるだけでリスク分散をしながら情報技術セクターを加えることができます。

 

VGTへ投資するデメリット

VGTへ投資をすると、以下のデメリットがあります。

・VGTだけだとセクターが偏る
・世の中の流れが変わってしまった時が怖い
・一株があたりの価格が高い

では、それぞれについて解説していきます。

VGTだけだとセクターが偏る

VGTは情報技術セクターの銘柄のみを組み入れたETFですので、VGTだけだとセクターが偏ってしまいます。

自分のポートフォリオのスパイスとしてVGTを組み込むことはいいのですが、VGTだけだとリスク分散にかけてしまいます。

また、VGTだけだとIT系の中でも情報技術セクターにのみ偏ってしまうので、VOXやVOOと組み合わせることでリスク分散につながります。

 

世の中の流れが変わってしまった時が怖い

テレワーク化やクラウド化など情報技術セクターにとっては追い風の時期が長く続いています。

しかし、この良い流れが終わってしまった時のことを考えると少し怖くなってもしまいます。

 

一株があたりの価格が高い

ここ数ヶ月の基準価額は3万円を超えています。コロナ前でも2万円以上はしていました。

この金額では大学生や20代社会人では少し手の届きにくい価格となっております。

  

まとめ

VGTについてまとめると以下のようになります。

特徴
・トータルリターンが高い
・情報技術セクターのみで構成されている
・上位10銘柄で全体の59.40%を占めている
・コンピュータ機器や通信機器、業務用アプリなどビジネス向けのIT企業が多い

メリット
・トータルリターンが高い
・将来的に成長が見込まれるセクターである
・長く安定的に利益を生み出せる企業が多い
・投資するだけでリスク分散になる

デメリット
・VGTだけだとセクターが偏る
・世の中の流れが変わってしまった時が怖い
・一株があたりの価格が高い

 

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