S&P500連動【VOOとは?】特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説

ETF

セミリタイアだったりFIREを目指して、資産運用ついて勉強していると「VOO」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、VOOって言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、VOOについて特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説したいと思います。

 

VOOとは?

VOOとは、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード・S&P500 ETF」と言う、米国ETFです。

アメリカの優良企業500社を集めた「S&P500」指数のパフォーマンスへの連動を目指して運用されています。

S&P500は、時価総額が組入比率に大きく影響を与えているため、時価総額の大きな勢いのある企業・業種が上位を占める傾向があります。

そのため、最近では特にGAFAMで有名なGoogle(グーグル)やApple(アップル)、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)などの成長の著しいハイテク株の割合が高くなっています。 

 

VOOの特徴

VOOの概要・構成銘柄・セクター比率・基準価額・トータルリターン・特徴について以下にまとめています。

概要

VOO
運用会社バンガード
設立年2010年9月7日
資産総額1727.52億ドル
(約18兆456億円)
経費率0.03%
配当利回り(税込み)1.55%
構成銘柄数508銘柄

※2020年12月9日時点

 

構成銘柄・セクター比率

構成銘柄は全部で508銘柄あり、上位10銘柄で全体の27.95%を占めています。

特にGAFAMの銘柄が上位を占めており、その6社だけで全体の22.76%になります。

VOOの構成銘柄は、アメリカの優良企業500社を集めた「S&P500」指数と同じ銘柄に同じ割合で構成されています。

構成比率としては下記の表からもわかる通り、GAFAMなど今話題のハイテク企業が多く組み込まれています。全米株式に連動しているVTIに比べて大手ハイテク株の割合が少し高くなっています。

 

構成銘柄
VOOの上位10銘柄セクター構成比率
アップルテクノロジー6.46%
マイクロソフトテクノロジー5.65%
アマゾン一般消費財4.77%
フェイスブック電気通信2.33%
アルファベット(GOOGL)電気通信1.79%
アルファベット(GOOG)電気通信1.76%
バークシャー・ハサウェイ金融1.46%
ジョンソン&ジョンソン生活必需品1.33%
P&G一般消費財1.26%
NVIDIAテクノロジー1.14%

※2020年12月9日時点

セクター比率
セクター構成比率
テクノロジー27.5%
ヘルスケア14.1%
一般消費財11.6%
電気通信11.1%
金融9.8%
資本財8.4%
生活必需品7.0%
公益3.2%
素材2.7%
不動産2.6%
エネルギー2.0%

※2020年10月31日時点

 

基準価額

※上記の「VOOチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

2020年12月9日時点

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・米国の優良な指標であるS&P500に投資ができる
・トータルリターンが高い
・運用コスト(経費率)が低い
・テクノロジーやヘルスケアのセクターにやや偏っている

アメリカでも優良な指標であるS&P500を構成している500銘柄に投資分散されており、運用コスト(経費率)も0.03%と低いのが魅力です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やSBI・バンガード・S&P500という投資信託を聞いたことがある方も多いと思います。

これらはどちらもVOOと同じく「S&P500」指数のパフォーマンスへの連動を目指す投資をしている投資信託になります。

特に、SBI・バンガード・S&P500は主にVOOに投資をしている投資信託です。

 

S&P500については、詳しくはこちらで解説していますので、ぜひご覧ください♪

 

VOOへ投資するメリット

VOOへ投資をすると、以下のメリットがあります。

・高いトータルリターン
・米国の優良な指標であるS&P500に投資ができる
・運用コストがとにかく低い
・分配金がもらえる

では、それぞれについて解説していきます。

 

高いトータルリターン

2010年の設立以来、10年間でトータルリターンは2.6倍以上になります。

米国高配当ETFであるSPYDやVYM、HDVと比べると圧倒的に高い数値です。

キャピタルゲインを狙うのであれば、最適な投資対象のうちの一つであると言えます。

 

米国の優良な指標であるS&P500に投資ができる

S&P500を構成している500銘柄の全てに分散投資しています。

したがって、VOOに投資をするだけでアメリカの優良企業500社全てに分散投資をすることができます。

 

運用コストがとにかく低い

運用コストがとにかく安いです。

毎年0.03%の運用手数料(経費率)で運用することができます。

これは、投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、100万円投資しても毎年300円しかかからないことになります。

投資の世界において破格中の破格です。

国内の比較的安い投資信託でも、毎年0.2~0.09%程度の運用手数料がかかるので、それでも破格であると言えます。

 

分配金がもらえる

eMAXIS SlimやSBI・バンガード・S&P500などのS&P500連動の投資信託と違い、VOOはETFなので分配金をもらうことができます。

分配金をもらうことで投資している恩恵を常に感じることができます。

 

VOOへ投資するデメリット

VOOへ投資をすると、以下のデメリットがあります。

・一株があたりの価格が高い
・投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい
・確定申告が必要な場合もある
・分配金の再投資に税金がかかる

では、それぞれについて解説していきます。

 

一株があたりの価格が高い

ここ1年間の1株あたりの株価は3万円を超えることも多いです。

この金額では大学生や20代社会人では少し手の届きにくい価格となっております。

 

投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい

1株あたりの株価が比較的高いので、VOOの基準価格が下がったとしても多くの資金がなければドルコスト平均法での投資ができません。

 

確定申告が必要な場合もある

VOOのメリットである分配金ですが、分配金にかかる税金の一部がが二重課税されてしまっているので、それを返してもらうために確定申告が必要になります。

具体的には、分配金にかかる国内の税金が20.315%で、アメリカの税金が10%です。

このアメリカの税金である10%分を国から返してもらいたい場合は確定申告をして返してもらう必要があります。

 

分配金の再投資に税金がかかる

eMAXIS SlimやSBI・バンガード・S&P500などのS&P500連動の投資信託と違って分配金をもらうことができます。

この分配金をもらった後にまた再投資をすると、分配金を受け取った時点で税金がかかってしまいます。

したがって、分配金を再投資をすることを前提に考えると、この税金分損をしてしまいます

 

まとめ

VOOについてまとめると以下のようになります。

特徴
・米国の優良な指標であるS&P500に投資ができる
・トータルリターンが高い
・運用コスト(経費率)が低い
・テクノロジーやヘルスケアのセクターにやや偏っている

メリット
・高いトータルリターン
・米国の優良な指標であるS&P500に投資ができる
・運用コストがとにかく低い
・分配金がもらえる

デメリット
・一株があたりの価格が高い
・投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい
・確定申告が必要な場合もある
・分配金の再投資に税金がかかる

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