【VTIとは?】特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく解説

ETF

セミリタイアだったりFIREを目指して、資産運用ついて勉強していると「VTI」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、VTIと言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、VTIについて特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく簡単に解説したいと思います。

 

VTIとは?

VTIとは、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」と言う、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動したパフォーマンスを目指しているETFです。

S&P500を含んだアメリカ株約3,500銘柄に投資をしています。これは、アメリカ株式市場のほぼ全体にあたります。

楽天・全米国株式インデックス・ファンドや楽天VTIという投資信託を聞いたことがある方も多いと思います。

この名前からも分かる通り、楽天VTIはこのVTIに投資している投資信託になります。

 

VTIの特徴

VTIの概要・構成銘柄・セクター比率・基準価額・トータルリターン・特徴について以下にまとめています。

概要

VTI
運用会社バンガード
設立年2001年5月24日
資産総額1944.10億ドル
(約20兆2322億円)
経費率0.03%
配当利回り(税込み)1.41%
構成銘柄数3590銘柄

※2020年12月7日時点

 

構成銘柄・セクター比率

構成銘柄は全部で3590銘柄あり、上位10銘柄で全体の22.99%を占めています。

特にGAFAMの銘柄が上位を占めており、その6社だけで全体の18.73%になります。

3590銘柄という数は、S&P500を含んだ米国市場の上場企業ほぼ全てに当たります。

構成比率としては下記の表からもわかる通り、GAFAMやテスラなど今話題のハイテク企業が多く組み込まれています。

 

構成銘柄
VTIの上位10銘柄セクター構成比率
アップルテクノロジー5.16%
マイクロソフトテクノロジー4.72%
アマゾン一般消費財3.98%
フェイスブック電気通信1.95%
アルファベット(GOOGL)電気通信1.50%
アルファベット(GOOG)電気通信1.42%
ジョンソン&ジョンソンヘルスケア1.16%
バークシャー・ハサウェイ金融1.11%
テスラ一般消費財1.05%
Visa金融0.94%

※2020年12月7日時点

セクター比率
セクター構成比率
テクノロジー26.5%
一般消費財16.3%
ヘルスケア14.0%
資本財13.3%
金融10.1%
生活必需品5.5%
不動産3.5%
電気通信3.4%
公益3.4%
素材2.0%
エネルギー2.0%

※2020年12月7日時点

 

基準価額

※上記の「VTIチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・構成銘柄は米国株式市場のほぼ全体の規模にあたる
・トータルリターンが高い
・運用コスト(経費率)が低い
・テクノロジーや金融のセクターにやや偏っている

米国市場の上場企業ほぼ全ての3590銘柄で構成されており、上位10銘柄だけで全体の22.99%を占めています。

特にGAFAMやテスラなど今話題のハイテク企業が多く組み込まれており、GAFAMの銘柄が上位を占めており、その6社だけで全体の18.73%になります。

 

VTIへ投資するメリット

VTIへ投資をすると、以下のメリットがあります。

・高いトータルリターン
・米国株式市場全体をカバーできる
・運用コストがとにかく低い
・分配金がもらえる

では、それぞれについて解説していきます。

 

・高いトータルリターン

設立以来、約20年間でトータルリターンは3倍以上になります。

米国高配当ETFであるSPYDやVYM、HDVと比べると圧倒的に高い数値です。

キャピタルゲインを狙うのであれば、最適な投資対象のうちの一つであると言えます。

 

・米国株式市場全体をカバーできる

構成銘柄は、S&P500を含んだ米国株式市場のほぼ全体の規模にあたります。

したがって、VTIに投資をするだけで米国株式市場全てに分散投資をすることができます。

 

・運用コストがとにかく低い

運用コストがとにかく安いです。

毎年0.03%の運用手数料(経費率)で運用することができます。

これは、投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、100万円投資しても毎年300円しかかからないことになります。

投資の世界において破格中の破格です。

国内の比較的安い投資信託でも、毎年0.2~0.09%程度の運用手数料がかかるので、それでも破格であると言えます。

 

・分配金がもらえる

楽天VTIなどの国内の多くの投資信託と違って、VTIはETFなので分配金をもらうことができます。

分配金をもらうことで投資している恩恵を常に感じることができます。

 

VTIへ投資するデメリット

VTIへ投資をすると、以下のデメリットがあります。

・一株があたりの価格が高い
・投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい
・確定申告が必要な場合もある
・分配金の再投資に税金がかかる

では、それぞれについて解説していきます。

 

・一株があたりの価格が高い

ここ1年間の1株あたりの株価は1万6000円~1万8000円くらいです。

大学生や20代社会人では少し手の届きにくい価格となっております。

 

・投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい

1株あたりの株価が比較的高いので、VTIの基準価格が下がったとしても多くの資金がなければドルコスト平均法での投資ができません。

 

・確定申告が必要な場合もある

VTIのメリットである分配金ですが、分配金にかかる税金の一部がが二重課税されてしまっているので、それを返してもらうために確定申告が必要になります。

具体的には、分配金にかかる国内の税金が20.315%で、アメリカの税金が10%です。

このアメリカの税金である10%分を国から返してもらいたい場合は確定申告をして返してもらう必要があります。

 

・分配金の再投資に税金がかかる

投資信託である楽天VTIと違って分配金がもらえます。

この分配金をもらった後にまた再投資をすると、分配金を受け取った時点で税金がかかってしまいます。

したがって、分配金を再投資をすることを前提に考えると、この税金分損をしてしまいます

 

まとめ

VTIについてまとめると以下のようになります。

特徴
・構成銘柄は米国株式市場のほぼ全体の規模にあたる
・トータルリターンが高い
・運用コスト(経費率)が低い
・テクノロジーや金融のセクターにやや偏っている

メリット
・高いトータルリターン
・米国株式市場全体をカバーできる
・運用コストがとにかく低い
・分配金がもらえる

デメリット
・一株があたりの価格が高い
・投資信託に比べてドルコスト平均法での投資がやりにくい
・確定申告が必要な場合もある
・分配金の再投資に税金がかかる

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