高配当ETF【VYMとは?】特徴やメリット・デメリットなどわかりやすく解説

高配当ETF

セミリタイアを目指して、資産運用ついて勉強していると「VYM」という言葉を聞く機会も多いと思います。

でも実際、VYMと言われてもアルファベットだけでよくわからないよって経験ありませんか?

そこで本日は、VYMについて特徴やメリット・デメリットも含めてわかりやすく簡単に解説したいと思います。

 

VYMとは?

VYMとは、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード米国高配当株式ETF」と言う、米国高配当ETFです。

アメリカの大型株の中で、REITなどを除いて予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、選定銘柄の時価総額の合計が全体の50%に達するまで組み込み続けます。

米国高配当ETFのSPYDとHDVと比べて、トータルリターンが一番高いのが特徴です。

 

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドや楽天VYMという投資信託を聞いたことがある方も多いと思います。

この名前からも分かる通り、楽天VYMはアメリカの高配当ETFのVYMに投資している投資信託になります。

 

VYMの特徴

VYMの概要・分配金推移・構成銘柄・セクター別構成比率・基準価額・トータルリターン・特徴について以下にまとめています。

概要

VYM
運用会社バンガード
設立年2006年11月10日
資産総額350.49億ドル
(約3兆8189億円)
経費率0.06%
配当利回り(税込み)3.19%
構成銘柄数411銘柄

※2021年3月15日時点

 

分配金推移

権利落ち日分配金基準価額配当利回り
2020/12/21$0.809600$91.843.59%
2020/09/21$0.705300$80.143.52%
2020/06/22$0.836800$79.544.20%
2020/03/10$0.554400$79.522.78%

 

分配金についてはこちらをご覧ください♪

 

構成銘柄・セクター別構成比率

構成銘柄は全部で411銘柄あり、上位10銘柄で全体の24.15%を占めています。

アメリカの大型株の中で、REITなどを除いて、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、選定銘柄の時価総額の合計が全体の50%に達するまで組み込み続けます。

結果的に構成銘柄は時価総額が高い大型銘柄に集中する傾向が強くなります。

 

構成銘柄
VYMの上位10銘柄セクター構成比率
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー金融3.88%
ジョンソン&ジョンソンヘルスケア3.64%
P&G一般消費財2.62%
バンク・オブ・アメリカ金融2.34%
インテルテクノロジー2.17%
コムキャット電気通信2.08%
エクソンモービルエネルギー2.01%
ベライゾン・コミュニケーションズ生活必需品2.00%
AT&T電気通信1.73%
シェブロンエネルギー1.68%

※2021年3月15日時点

 

セクター別構成比率
セクター構成比率
金融22.4%
ヘルスケア13.2%
生活必需品12.5%
資本財10.0%
テクノロジー9.2%
公益8.0%
電気通信7.7%
エネルギー7.3%
一般消費財5.8%
素材3.8%

※2021年2月28日時点

 

基準価額

※上記の「VYMチャート」をクリックすると大きなチャートが見れます。

 

トータルリターン

 

特徴

特徴は以下の通りです。

・高配当である(分配金利回り3%~4%)
・REIT(不動産投資信託)は除外されている
・投資先が金融、一般消費財、ヘルスケアに少し偏っている
・トータルリターンが高い
・同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史がある(2006年設立)

構成銘柄数は約400社と十分に分散されており、運用コスト(経費率)は0.06%と低いのが魅力です。

 

VYMへ投資するメリット

VYMに投資をすると以下のメリットがあります。

・運用コストがとにかく低い
・配当が高い
・高いトータルリターン
・投資するだけでリスク分散になる
・リーマンショックを乗り越えた実績がある

では、それぞれについて解説していきます。

 

運用コストがとにかく安い

運用コストがとにかく安いです。

毎年0.06%の運用手数料(経費率)で運用することができます。

これは、投資のプロに運用してもらっているのにも関わらず、1000万円投資しても毎年6000円しかかからないことになります。

投資の世界において破格中の破格です。

国内の比較的安い投資信託でも、毎年0.2~0.09%程度の運用手数料がかかるので、それに比べても破格であると言えます。

 

配当が高い

VYMに投資をするだけで、3%~4%の高い利回りの分配金を簡単にもらうことができます。

高い配当利回りがあるので、セミリタイア後の不労所得の柱にすることも考えられます。

配当利回りが3.5%で5000万円投資をしているとすると、税引後に毎年約130万円もの分配金を得ることができます。

 

高いトータルリターン

同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると、一番トータルリターンが高いです。

これは設定期間次第で変わってきますが、3つの中でアメリカ株の伸びに一番連動しているためだと考えられます。

 

投資するだけでリスク分散になる

VYMは高配当株に集中的に投資をしているETFですが、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している約400社で構成されています。

したがって、VYMに投資するだけで、約400社に分散して投資することができます。

分散して投資することで、業績がいい会社や業績が悪い会社のバランスが取れて安定的に安全に投資できます。

 

リーマンショックを乗り越えた実績がある

VYMは2006年に設立され、同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史があります。

この3つの中で唯一リーマンショックを経験し乗り越えた実績があります。

 

VYMへ投資するデメリット

VYMに投資をすると以下のデメリットがあります。

・やや中途半端
・確定申告が必要な場合もある
・短期的に稼ぎにくい
・投資のスキルアップになりにくい

では、それぞれについて解説していきます。

 

やや中途半端

トータルリターンはVTIとVOOに劣り配当利回りはSPYDに劣っているので、バラアンスは取れているのですが、やや中途半端とも言えます。

キャピタルゲインも狙いつつ、分配金もある程度欲しい方に適した商品です。

 

確定申告が必要な場合もある

VYMのメリットである高配当ですが、分配金にかかる税金の一部が二重課税されてしまっているので、それを返してもらうために確定申告が必要になります。

具体的には、分配金にかかる国内の税金が20.315%で、アメリカの税金が10%です。

このアメリカの税金である10%分を国から返してもらいたい場合は確定申告をして返してもらう必要があります。

 

短期的に稼ぎにくい

VYMはアメリカの景気に連動して値動きしており、短期的に価格が2倍、3倍に上がることは滅多にありません

また、VYMなどの高配当ETFは基本的に長期投資ですので、短期的に儲けることを目標にはしておりません。

短期的に利益を出したい方は、より短期的に投機性のある信用取引やFXをおすすめします。

SBIネオモバイル証券(FX)

 

投資のスキルアップになりにくい

VYMをはじめSPYDやHDVなどの米国高配当ETFは、手間が少なく、投資初心者でも簡単に運用することができます。

つまり裏を返せば、投資スキルがさほど必要ないので、投資スキル向上にはつながりにくいです。

投資スキルを身につけたい方はSBIネオモバイル証券などの、小額からでも個別株へ投資を行えるサービスを利用しましょう。

SBIネオモバイル証券

 

投資スキルがさほど必要なくても投資の勉強はしっかりとしましょう!

 

まとめ

VYMについてまとめると以下のようになります。

特徴
・高配当である(分配金利回り3%~4%)
・REIT(不動産投資信託)は除外されている
・投資先が金融、一般消費財・サービス、ヘルスケアに少し偏っている
・トータルリターンが高い
・同じく米国高配当ETFであるSPYDやHDVと比べると一番歴史がある(2006年設立)

メリット
・運用コストがとにかく低い
・配当が高い
・高いトータルリターン
・投資するだけでリスク分散になる
・リーマンショックを乗り越えた実績がある

デメリット
・やや中途半端
・確定申告が必要な場合もある
・短期的に稼ぎにくい
・投資のスキルアップになりにくい

 

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