米国高配当ETFである「VYM」の2020年9月分配金の速報が出ましたので、分配金の推移やチャートの変化などをまとめました。
そもそもVYMとは?
VYMは、バンガード社が運用する正式名称を「バンガード米国高配当株式ETF」と言う、米国高配当ETFです。
同じく米国高配当ETFであるSPYDとHDVと比べると、トータルリターンが一番高いのが特徴です。
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分配金はどれくらい減ったの?
前期から比べると、約15%ほど減配しました。配当利回りは約0.2%ほど減っています。
SPYDの分配金の時もそうでしたが、米国高配当ETFの減配は投資している企業の配当金が減ったことでもあるので、VYMとSPYDの減配からアメリカの実体経済はまだ回復していないことが予想できます。
日付 | 分配金 | 配当利回り |
2020/09/21 | 0.7053 | 3.52% |
2020/06/22 | 0.8368 | 3.72% |
※2020年9月21日時点
前年同期と比べると、約10%ほど減配しました。配当利回りは約0.12%ほど減っています。
日付 | 分配金 | 配当利回り |
2020/09/21 | 0.7053 | 3.52% |
2019/09/24 | 0.7864 | 3.64% |
2018/09/20 | 0.6718 | 3.09% |
2017/09/13 | 0.602 | 3.17% |
2016/09/13 | 0.483 | 3.30% |
※2020年9月21日時点
※2016年〜2019年の配当利回りは年間分配金を前年末の株価で割った利回りです。
直近配当利回り・トータルリターン比較
直近配当利回り
日付 | SPYD | VYM | HDV |
2020/09/21 | 3.85% | 3.52% | 4.10% |
※2020年9月21日時点
アメリカで有名な高配当ETFの直近分配利回りはどれも同水準です。
年初来トータルリターン
日付 | SPYD | VYM | HDV |
2020/09/21 | -27.89% | -12.21% | -15.16% |
※2020年9月21日時点
VYMやHDVと比べると、直近分配利回りは同水準ででしたが、年初来トータルリターンはSPYDが圧倒的に低くなっています。
コロナショック後にSPYDだけ、この3つの中で価格の戻りが遅いのが原因だと考えられます。
あわせて読みたい
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・【SPYDとは?】特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説
・【HDVとは?】特徴やメリット・デメリットなど表やチャートを使ってわかりやすく解説
・米国ETFについて
・セミリタイアについて
チャートの変化は?

減配速報が出た後すぐのチャートが上になります。
前日比-1.67%と意外と落ち込んでいません。S&P500が前日比-1.16%なので、それに比べれば値下がりしています。

全期で見ると、順調に右肩上がりになっています。
今後、どうなるか注目です。
まとめ
つい先日に減配の速報が流れたSPYDに比べると、VYMの減配は少なくチャートを全期で見ると順調に右肩上がりになっています。
ただ、VYMとSPYDの減配からアメリカの実体経済はまだ回復していないことが予想できるので今後に注目です。
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